【11/2発表】決算跨ぎチャレンジの結果 ★4は寄り0勝2敗・終値0勝2敗

決算結果

結果サマリー

11/2(月)に決算を発表した銘柄の、祝日(11/3)明け11/4(水)の値動きです。11/2の終値で跨ぎ、11/4の寄り付きで手仕舞った場合と終値で手仕舞った場合を分けて評価しています。

寄り付き 終値
★4(跨ぐ)の勝敗 0勝2敗(横ばい1) 0勝2敗(横ばい1)
★4を100株ずつ跨いだ損益 −13,450円 −37,300円
★2(跨がない)の判定 的中2・外れ1 的中2・外れ1
日経平均 / TOPIX(11/4終値) −1.4% / −0.9%

※今回は★5なし、★4が3銘柄(京セラ・SBIホールディングス・日本ハム)でした。
※東証の取引時間は15:30までのため、SBIホールディングス(10:10)・住友商事(13:00)・住友化学(13:30)・亀田製菓(14:00)・京セラ・マクニカHD(15:00)は11/2のうちに一部反応しています。参考として発表当日の値動きを下に載せています。

★4の3銘柄はすべて的中なしでした。京セラは7-9月期の減損で下振れ、日本ハムは純利益の下方修正と、どちらも決算の中身が見立てと逆に出ました。★2の3銘柄はマクニカHD・NSSOLが下げて的中、住友化学は発表当日に−9.5%と売られた反動で11/4は+2.0%となり外れました。

判定のルール

  • 騰落率: 11/2の終値を基準に、11/4の始値・終値で計算
  • 横ばい: ±1.0%未満
  • 的中・外れ: ★4〜5は上昇で的中、★1〜2は下落で的中(跨がない判断が正しかった)。★3は中立なので勝敗に入れず、値動きだけ記録
  • 反応倍率: |騰落率| ÷ レポートに書いた過去の決算翌日の平均値幅。1.0倍以上は「大幅」、未満は「小幅」

一覧表

コード 銘柄 ★ 基準株価(11/2終値) 寄り騰落率 寄り判定 終値騰落率 終値判定 反応倍率(寄り/終値) 100株損益(寄り / 終値)
6971 京セラ ★4 3,269円 −1.3% 小幅外れ −7.4% 大幅外れ 0.2倍 / 1.1倍 −4,400円 / −24,200円
8473 SBIホールディングス ★4 2,818.5円 +0.5% 横ばい −0.3% 横ばい 0.4倍 / 0.2倍 +1,350円 / −850円
2282 日本ハム ★4 2,082.5円 −5.0% 小幅外れ −5.9% 小幅外れ 0.8倍 / 1.0倍 −10,400円 / −12,250円
8053 住友商事 ★3 1,664.5円 +2.4% 中立 −0.6% 中立(横ばい) 0.9倍 / 0.2倍 +4,000円 / −1,050円
9682 DTS ★3 1,134円 +2.6% 中立 +3.5% 中立 0.9倍 / 1.1倍 +3,000円 / +4,000円
2220 亀田製菓 ★3 1,304円 −1.1% 中立 −3.4% 中立 0.3倍 / 0.9倍 −1,400円 / −4,400円
3132 マクニカホールディングス ★2 3,705円 −1.4% 小幅的中 −7.6% 小幅的中 0.2倍 / 0.9倍 −5,300円 / −28,200円
2327 日鉄ソリューションズ ★2 4,097円 −1.7% 小幅的中 −2.2% 小幅的中 0.5倍 / 0.7倍 −7,000円 / −9,200円
4005 住友化学 ★2 511.5円 +1.9% 大幅外れ +2.0% 大幅外れ 1.0倍 / 1.1倍 +950円 / +1,020円

※日本ハムの終値の反応倍率は0.997倍(平均値幅5.9%)のため「小幅」としています。
※★1〜2の100株損益は「跨いでいたら」の参考値で、合計には入れていません。

参考:寄り付きから見た11/4の最大の含み益/含み損(高値・安値ベース)

コード 銘柄 最大含み益 最大含み損
6971 京セラ +0.0% −11.4%
8473 SBIホールディングス +1.5% −3.5%
2282 日本ハム +2.6% −1.3%
8053 住友商事 +0.0% −7.0%
9682 DTS +2.5% −0.9%
2220 亀田製菓 +0.1% −4.1%
3132 マクニカホールディングス +0.3% −11.9%
2327 日鉄ソリューションズ +1.7% −1.9%
4005 住友化学 +1.1% −3.6%

参考:場中・15時台に発表した銘柄の、発表当日(10/30終値→11/2終値)の値動き

コード 銘柄 発表時刻 10/30終値 11/2終値 騰落率
8473 SBIホールディングス 10:10 2,866.5円 2,818.5円 −1.7%
8053 住友商事 13:00 1,684円 1,664.5円 −1.2%
4005 住友化学 13:30 565円 511.5円 −9.5%
2220 亀田製菓 14:00 1,377円 1,304円 −5.3%
6971 京セラ 15:00 3,430円 3,269円 −4.7%
3132 マクニカホールディングス 15:00 3,857円 3,705円 −3.9%

銘柄ごとのコメント

6971 京セラ(★4)

上期最終は32%増益でしたが、7-9月期の営業益は29%減。GaNデバイス事業の減損など一過性損失が約340億円出て、市場予想を大きく下回りました(株探の見出しより)。通期は売上高だけ引き上げ、利益予想は据え置き。レポートの「通期は上方修正済み・コンセンサスは4.2%上」という前向きな見立ては外れ、15:00発表で11/2に−4.7%、11/4も引け−7.4%(平均値幅の1.1倍)の大幅外れです。レポートに「35%上方修正の2025年も翌日−4.3%」と書いていた弱いクセも出ました。

8473 SBIホールディングス(★4)

上期最終は39%増益で着地し、未定だった配当は110円実施(株探)。15:30にはフジ・メディアHDとの資本業務提携も発表しました。ただ10:10の場中発表で11/2のうちに−1.7%、11/4は寄り+0.5%・引け−0.3%の横ばい。レポートの「平均値幅±1.3%と小さい」どおりの小動きで、跨ぐ意味の薄い銘柄でした。

2282 日本ハム(★4)

中東情勢を背景としたコスト上昇で、通期の純利益を380億円→350億円に下方修正(株探)。上期も従来予想を下回って着地しました。レポートでは「上期予想は控えめで、上期コンセンサスは24%上」と上振れを見込みましたが逆に出て、寄り−5.0%・引け−5.9%の外れ。豪州の生体価格や飼料価格の上昇など、コスト面の確認が足りませんでした。

8053 住友商事(★3)

今期最終を6%上方修正し最高益予想を上乗せ、配当も実質10%増額(株探)。13:00の場中発表で11/2は−1.2%、11/4は寄り+2.4%で始まったものの引けは−0.6%でした。

9682 DTS(★3)

売上高は大型案件の失注などで下方修正しましたが、営業利益170億円の予想は据え置き。7-9月期の営業益が7%増と増益に転じたことが好感され、11/4は引け+3.5%(株探)。レポートで「1Qは出遅れ」と書いた懸念は後退した形です。

2220 亀田製菓(★3)

価格改定に伴う数量減で、今期経常を一転32%減益に下方修正(株探)。レポートの「上期の上振れはほぼ確実」は外れました。14:00の場中発表で11/2に−5.3%、11/4も引け−3.4%と続落。中立にとどめたのは結果的に救いでしたが、値上げ後の数量減を見落としていました。

3132 マクニカホールディングス(★2)

今期経常を40%上方修正し3期ぶり最高益、配当も10円増額、自社株買いも発表(株探)。レポートで「通期コンセンサスは会社予想の34%上」と書いたとおり、修正幅はコンセンサスをわずかに上回る程度で、「1Qも好決算で翌日−13.9%」のクセが今回も出ました。11/2に−3.9%、11/4も引け−7.6%と下げ、跨がない判断が的中です。

2327 日鉄ソリューションズ(★2)

今期最終を0.3%上方修正、配当も2円増額(株探)。修正幅はごくわずかで、レポートの「上期コンセンサスは会社予想の8%下」という見立てどおり材料に乏しく、引け−2.2%の小幅的中でした。

4005 住友化学(★2)

今期最終を29%上方修正、配当も1円増額(株探)。13:30の場中発表で11/2は−9.5%と大きく売られ、その反動で11/4は寄り+1.9%・引け+2.0%と反発し、外れとなりました。レポートの「上方修正でも−5.3%」というクセは発表当日に出ており、跨ぎの判定では逆に出た形です。

振り返り

  • 結果:★4の3銘柄は寄り0勝2敗(横ばい1)、終値0勝2敗(横ばい1)。100株ずつの損益は寄り−13,450円・終値−37,300円で、京セラ(−24,200円)と日本ハム(−12,250円)の下げが響きました
  • うまくいかなかった点①:京セラは減損という一過性要因で7-9月期が下振れ。事前に読めない要因とはいえ、「上方修正の年も翌日下落」というクセを書きながら★4を付けたのは甘かったです
  • うまくいかなかった点②:日本ハム・亀田製菓と食品2銘柄で、コスト高・数量減による下方修正を見逃しました。11/1改定の採点ルールでは、食品は原材料価格や値上げの状況から判定することにしており、今後はコスト面をより丁寧に確認します
  • うまくいかなかった点③:住友化学は場中発表で当日に大きく下げ、翌営業日は反発しました。場中発表の銘柄は、跨ぎの時点ですでに反応が終わっている可能性を★に織り込む必要があります(前回の村田製作所・関電工と同じ課題)
  • うまくいった点:★2のマクニカHDは、上方修正でもコンセンサスとの差が小さいと見て跨がない判断にし、−7.6%を避けられました。NSSOLも的中です
  • 地合い:11/4は日経平均−1.4%・TOPIX−0.9%とAI・半導体関連が売られる地合いで、京セラ・マクニカHDの下げには地合いの影響もあったとみられます

分析記事

決算前の分析はこちら:11/2発表分の分析記事を探す


※本記事は過去の分析の答え合わせであり、売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

出典: Yahoo!ファイナンス(株価時系列・指数)、株探(決算速報・ニュースの見出し)、決算跨ぎチャレンジレポート(11/2発表分)

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